今日は経絡治療についてです。
『経絡』ってなんだろう！？そんな疑問が出てくると思います。

東洋医学では、体の表面に五臓六腑を循環するエネルギーの道筋があると言われています。それが経絡と言うものであります。体の表面と内臓とを結ぶネットワークシステムであり、目に見えないものであるため馴染みのにくいと思いますが…

経絡には、強い反応点である“経穴”があり、これを一般的にツボと呼んでいます。簡単に言うとツボとツボとを結んだのが経絡と言うことになります。

経絡は、エネルギーの道筋と言いましたが東洋医学では実際のところ、気・血・水が循環していると考えられています。

※気…元気や生命力を示し、体に熱を届けるもの

※血…全身に酸素や栄養素、エネルギーを運ぶ血液

※水…唾液や汗、臓器や皮膚、粘膜に潤いをもたらす水分

この異なる３つがバランスを取りながら、活動を維持しておりどれか１つに流れが滞ると全体に影響を及ぼします。半健康状態である未病であり症状として不眠や頭痛・肩こり・頭痛などが考えられます。 

ここで経絡治療を理解してもらうために一本のホースをイメージしましょう！ホースで水まきしていると水流が滞り、水の勢いが弱まることがあります。ホースが捻じれて絡まるからであります。私たちの体もこれに似ていて日常の様々な動作や姿勢を繰り返すうちにいつの間にか体が捻じられて、ホースの中、つまり経絡を流れる気・血・水がとど滞るようになります。でもホースの詰れの部分さえほぐせば流れはスムーズなります。

経絡治療では最初にどの経絡に異常があるか(捻じれがあるか)を見極めて、ツボに鍼灸をしていきます。

必要なツボを刺激することで捻じれが戻り、体は回復へ向かおうと動き出します。この変化を感じながら一歩ずつ体質改善していく治療法です。自分の健康状態をさらにベースアップしていきます。

そんな体にもソフトで効果のある治療を取り入れています。
こんな鍼灸を受けてみたい方、是非お越しください！！