≪ダンスで痛めた下肢の痛み 70代女性≫

【来院日】

平成30年1月

 

【患者情報】
 
70代女性、主婦。

※他、本件に関わる既往はなし

【症状・お悩み】

来院される2日前よりダンスをしていて右下肢が痛くなった。
専属のインストラクターの人と組めば痛くはならないのだが、その日は同じ立場である生徒さんと踊り、違和感が続いている。


立っていると腓骨頭~外果まで一直線上に痛む。
特異的な動作(※)でさらに膝関節の外側がぼんやりと痛む。


加えて左側の肩に違和感がある。



【来院きっかけ】

再初診(ダンス×鍼灸)



【治療・経過】

R,L1(1.5)・後谿・胞膏

L, 志室・T2(1)


これで、立った時の違和感は消失し、肩も動きやすさを実感してもらいました。ただ、特異的な動作(※)での痛みは残っています。

緊張点よりツボを選択します。

R,T8(2)・T10(2)・T12(2)

再度、特異的な動作でチェックです。

20180120_133540


「先生、出来ますわー!!」と喜んでくれました。

『踊ってみて痛かったらまた来てください。』と伝え、治療を終了しました。

後日、友人が通院されていることから『〇〇さん、脚の調子はどうですか?』と聞いてみると『すごく調子よくて元気だよ!』と言っていたので経過良好と思われます。


【見立て・想い】

今回の症例は患部の緊張が激しく、痛みも広範であることから広いエリアに対応するツボ(L1(1.5))に鍼をして細かく体を診ることにしました。

すると痛む箇所が限局されます。
そこに対応するツボに鍼をして、治療が上手くいった症例であります。


ツボをご存知の方には多く知られている“合谷”や“足三里”と言うツボがあります。
このツボは大きく体に作用するため一般の人でもその効果を実感しやすく有名穴になったものと思われます。このようにツボには、大きく作用するツボや限局的なエリア作用するツボがあります。

これからもしっかりと使い分けて実践していけたらと思います。


おもちゃ箱を整理したいときも同じであります。箱の中から1点1点取り出すよりも全て取り出してから整理した方が効率よく整理することができますね!!






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