≪外傷にも有効な鍼灸治療≫~ドアに挟まれたことによる肩の痛み~

 

来院日: 

平成29年11月

 

患者情報:

 
80代女性

※高齢者特有の高血圧、心臓、眼科疾患など既往しているが本件における治療において必要でない事柄のため省略します。


お悩みと主訴:

来院前日にドアに右肩を挟まれたことによる痛み。特に右肩を挙げた時に肩峰下に痛みが出る。圧痛がある。
また腰がだるくて、伸びない。

人体図 - コピー - コピー


来院きっかけ:
 


腰痛のメンテナンス目的で来られている方でありたまたま治療日の前日に受傷した。


治療:

R、温溜・後ケイ・飛陽
RL、上巨虚



経過:


1診目終了後の様子は…

・肩を挙げた時の痛みがなくなり、手を左右差なく挙げることが出来ていること。
・圧痛が10→2(本人談)



2診目も同じように行い、3診目からは肩の症状を訴えもなく腰痛の定期的な治療をメインに行っています。



想い・見立て:


受傷して1日後で私がみた時が痛みのピークだったと想われます。
炎症時の時に効く“郄穴”として“温溜”が学校教育では習いました。
経験を重ねると『何となくは良いけど…まだ痛い。』と言われることが多くあったのも事実です。


本件の場合、ドアに挟まれたことによる肩関節内旋、骨盤の左回旋、頭部左回旋…と言った他関節の連動が起きてしまいます。
これは無意識のうちに起こる生理反応のため、意識下ではどうにもできません。
そこで鍼により、起こった防衛反応を適切に解くことが出来れば動きやすくなります。

動きやすくなれば、痛みも減るという原理を実感できます。


今回の症例はツボの足し算になりましたが今までの経験と整動鍼が活きたものとなりました。
症例検討を重ね、少ない鍼数で最大限の効果を実感してもらえるように努めたいと思います。



すのさき鍼灸整骨院
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これまで培った経験を生まれ育ったココ室蘭に還元して地域の方、来てくれた方のライフパートナーとして歩んでいきたいと思っています。あなたの〇〇したいという思い、是非お手伝いさせてください!!

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