≪伸ばすと痛い膝を抱える 40代女性≫

【来院日】

平成29年11月

 

【患者情報】
 
40代女性、会社員。


※他、本件に関わる既往はなし

【症状・お悩み】

来院される数日前から左膝を伸ばすと膝の裏側が痛い。歩くときに膝が伸びづらく歩きづらい状態。もともと本人は、膝が内側に入る癖がありそれも気にしていました。


人体図 - コピー - コピー



【来院きっかけ】

再初診(半年前に腰痛で来院)


【見立て】

デスクワーク主体な仕事であるためか胸椎腰椎の連動が悪い。
股関節特に外旋の動きが悪い。





【治療・経過】

1診目

L、膝根、L3(2)、殷門、築賓、豊隆

治療後、膝を伸ばせるようになりここで1回目の治療を終了しました。


診目(3日後)

『前回よりは良いがまだ伸びない。』

検査をし、前回と同じ治療穴で終わりました。


診目(※2診目から6日後)

『前回よりは良いがまだ伸びない。』

検査をし、前回と同じ治療穴で終わりました。



治療回数を重ねることで動きが良くなっていることを確認し、次回の治療を促しました。



診目(※3診目から7日後)

『膝の外側が伸ばすとガクガクとなる感じで気になる。膝は伸びきているような感じがある。』

L、膝根、L1(1,5)、外眼裏

治療後の評価では、膝の違和感もなく

『膝が軽い!と喜んでいました。』



診目(※4診目から6日後)

『寝ていると腰が痛い。首肩も凝ってる…。』と言っていました。


お話をきいているとこの一週間ほとんど膝の症状が気にならなかったと。

L、膝根、L1(1,5)、懸鐘

首肩の可動域制限の消失を共有し、この日の治療は終了しました。



6診目(※5診目から14日後)この間症状もなく経過していること、検査をしても疑わしい所見もなかったので、『痛くなったら来てください』と伝え、治療を終了しました。

患者からは『良い年末を迎えることができそう!』と言われ感謝されました。



【想い】

デスクワークのお仕事で股関節の動きが悪くなり膝関節の動きに影響を与えたものと思われます。膝が痛い、気になると言う人にはまず近隣関節の動きを評価することが大切だと思います。そこで原因点を絞り出せれば、必然と治療穴が出てきます。


診目の『前回よりは良いがまだ伸びない。』と言う患者の言葉を真に受け、そのまま治療→評価となってしまいました。
このとき、もしかしすると4診目の“外側の引っかかり感があって”膝が伸びないだったかもしれません。


検査→治療→検査の基本的なステップの大切さを学んだ症例となりました。



実は、自分の治療技術の柱となっている“整動鍼”を約半年前に習いすぐに実施した患者でありました。
整動鍼で“卒業”させ、また“入学”してもらえた思入れ深い症例となりました。

患者は早期の“卒業”を願っており、それを実現させるためにスキルアップは必須であります。“あそこへいけば何とかしてくれる!”そんな芽がたくさんできれば地域の方に喜んでもらえ、院の発展へと繋がるものと思われます。




【一言】
当院には、
週1回を継続的に!10日に1回を継続的に!1か月に1回を継続的に!
と様々な人がいます。
患者のニーズと専門的な見解により治療計画を立てています。


少しでもお役に立てることがあればご相談ください。






すのさき鍼灸整骨院
室蘭市東町4-1-13
~開業して36年~
これまで培った経験を生まれ育ったココ室蘭に還元して地域の方、来てくれた方のライフパートナーとして歩んでいきたいと思っています。あなたの〇〇したいという思い、是非お手伝いさせてください!!

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