【整動鍼から紐解く鍼灸可能性&未来】

~めまい編~

 


回転性の激しいめまいは内耳由来、動揺性は中枢性もしくは循環障害・心因性のもと推測されます。また、内耳系のめまいのときは蝸牛症状である(難聴・耳鳴り)も伴いやすいこともポイントであります。

 

客観的な指標として平衡機能検査があります。

ロンベルグ試験と言うものがあります。

両足の爪先を合わせて立ち、閉眼時と開眼時の動揺性を確認します。

閉眼時動揺→抹消前庭系の障害

開眼も閉眼も同様→小脳の障害

 

が……

 

私たちのところへ来られる方は、薬を飲んできている・どんなときも動揺あり(中枢系以外の要因も踏まえ)・機能性(自律神経障害)・心因性要因(抑うつ・ヒステリーなど)など混在していることが多いです。

 

それに…

 

首可動域の低下・柔軟性を見ようとすると、上下・左右・回旋をやろうと試みるも首を動かすことでめまいを助長させてしまうケースもほとんどであります。。

 

そこで!!!

動きを整える←整うから動きが出るという考えもありだと想います☆
そこで、整動鍼/脊柱編で習った症状に対するツボに鍼をしていきます。

症例です。
会社員の40代女性。メニエールもあり。
めまいの発症が平成29年7月25日の朝
“立っていられないほどのめまいを発症”

25日夕方に当院へ連絡があり、治療日が27日木曜日となりました。
その間かかりつけの耳鼻咽喉科を受診し、
『いつものめまいだね。』と言われたようです。メニエールのことか!?


27日、当院を受診し、鍼灸治療を受けうれしい報告をいただきました(#^^#)

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今回は、ふわふわするめまいということで対応する足のツボに鍼灸をしました!
呼応する脊柱にもハリ感があり
『きたあぁぁ!!』という感触(^^♪

今まで悩んでた症例もこんなにもシンプルに組み立てをできるなんて!と言う想いです。


鍼灸師の治療方法は十人十色であります。
極めてみたいと想う、今の自分でした。



すのさき鍼灸整骨院
室蘭市東町4-1-13

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