数あるブログの中から私のブログをご覧いただきありがとうございます。
北海道室蘭市のすのさき鍼灸整骨院の鍼灸師柔道整復師である洲崎和広がお送りする、情報発信の場となっています!!当院は今年で開業36周年を迎えました(^^)/

こんなこと知りたい!こんなこと相談したいと言う方は是非コメントくださいね☆

これまで培った経験を生まれ育ったココ室蘭に還元して地域の方、来てくれた方のライフパートナーとして歩んでいきたいと思っています。あなたの〇〇したいという思い、是非お手伝いさせてください!!

昨日はサッカー日本代表を見ようと想い、夜ごはん食べずに寝ました。しかし起きたのは、2時30分。。寝ぼけながらテレビをつけてもサッカーの試合は終わったようです。
そんな朝です、おはようございます。

昨日の往診のときの話です。
『朝から寝違いになって、鍼灸をしてほしい』という事で患者様の家族を施術させていただくことになりました。
院での予約枠もあり、あまり時間がなかったもののしっかりと患者様のお悩みを解決することができました。そんな一例です。

※読んでくれている皆様へ!
もし同じ症状の人がいたら実践してみてくださいね!!
押圧刺激でも効果は実感できます。効果が長続きはしませんが。

症状
・朝、布団から起き上がるときに痛い。首をまくらから持ち上げる動作。
・Tシャツを着るのに首を斜め上に向けると痛い
・手に痺れはない。
・座った状態で片方だけ後ろを向く動作が制限されている。

※一般の方がブログを見てわかりやすくと思って書いてますが解剖生理学を勉強した人なら〇〇筋と言うのがわかるはず。

寝違いは患部(首)に治療点を求めない方が結構効きます!

今回使用したツボは、“上巨虚”
足の万能ツボである足三里から下3寸にとります。

※足三里
手の水かき部分を膝関節に当てて中指が当たるところにあるツボであります。スネの筋肉上にあるので、足首を上げたり下げたりして筋肉の動きを確認しましょう。

※3寸
東洋医学で良く使う尺度であります。3寸は親指以外の4本を並べてできる尺度であります。
1寸は親指1本、2寸は指3本と決められています。

image

写真のせんねん灸が置いてあるところが今回のツボであります。

ここに鍼をして灸をします。するとだんだんと痛みはなくなり、首の可動性もとれるようになりました。
『おぉ、すごい!すごい!』と驚く患者。
何度も痛かった動作を行い、痛みなく後ろを向けることに喜んでいました。

なぜ、首の寝違いを足のツボに求めたのか?

ここが東洋医学の醍醐味であります。

首の骨頸椎と喉仏の間には、胃の経絡に繋がるエネルギーの通り道があります。ちょうどここの筋肉が硬直して巡りが悪くなっている様子でした。また、大腸の経絡に繋がるエネルギーの通り道でもあることから、患者様に問います。

『便秘ではないですか?』

『最近、便秘だわ。3日くらい出ていない』と言っていました。

ここまでくると“予測”が“確信”に変わります。


“上巨虚”

上は、上部 巨は、大きい 虚は隙間と言う意味です。脛骨と腓骨の間が大きな隙間があることからこの名がついています。また、この巨は、大きい→大腸を示しており、大腸疾患で邪気が大腸に貯まる、於血があると反応が出ます。


寝違いは東洋医学で言う気血の流れが悪くなった状態。
これを取り除くためにも、問診や触診が大事になってきます。
なお、右の首のときには右の足を見るようにしています。皆さんもやってみてくださいね!!



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今日は曇り空ですが来てくれる人の心を豊かに、快晴となるように努めたいと思います!