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こんにちは。
北海道室蘭市の鍼灸師柔道整復師の資格をもつ、洲崎和広です。すのさき鍼灸整骨院の副院長として仕事に従事しています。

これまで培った経験を生まれ育ったココ室蘭に還元して地域の方、来てくれた方のライフパートナーとして歩んでいきたいと思っています。あなたの〇〇したいという思い、是非お手伝いさせてください!!


今日は箱灸について書かせてもらいます。

箱灸をご存知ですか??

箱の中にヨモギで作ったもぐさを入れて燃やすことで体が温まっていく治療です。

実際、便秘で1週間便が出ていなかった人が、箱灸をすることで腸が活性化してトイレへいった方がいました。

このケースの場合、患部であるお腹に箱灸を当てて、ゆっくりと温めていきます!

もちろん、火傷の心配がなく受けることができますのでご安心ください!

 

ただ、温めるのがお灸ではありません。

お灸の熱は、遠赤外線などの外から与える熱とは異なり、内から湧き出る熱を作り出します。

お灸は深部熱でありあり、表在熱(カイロ、ストーブの熱)ではありません。

 

サーモグラフィーを用いての研究では、お灸の熱効果は1~2日間持続します。なぜ、持続した熱効果が出るのか?となりますと、上記で上げた通り熱の種類の違いがあります。それにお灸をすることで表面的には火傷をしていないのですが、ミクロでみると細胞に少し火傷ができます。すると、身体は皮膚の再生を図り、新陳代謝を活発にします。ヨモギの薬効成分が効果を発揮して皮膚のコンディション(ハリやツヤ)を向上させてくれます。

 

お腹(お臍・丹田)を温めることにより体内の血流が良くなり、自己免疫力や自然治癒力が向上していきます。すると、慢性疾患である肩こりや頭痛、腰痛が解消していきます。また、自律神経のバランスが乱れることで起きる自律神経失調症(不眠、手足の冷え、食欲不振等)にも効果的でありますので幅の広い症例に対して治療を行いことが出来ます。

 

お腹の調子が悪い・生理痛がひどい・不妊症・下痢・便秘などでお悩みの方には是非おすすめしたい治療法であります!!

因みに、平成29年1月7日に入荷しました☆