すのさき鍼灸整骨院の副院長の洲崎和広です。
ブログ更新です(#^.^#)

本日のテーマは
『筋トレが全て??』なのかと言うことで綴りました。

鍼灸整骨院には
『膝が痛い。腰が痛い。肩が凝る。』と言った日本の3大国民病の方が多くみられます。

“痛い・コリ・張り”は運動器のトラブルとして捉えられ、多くは痛い所に湿布したり、揉んだり、薬を飲んだりして対処している方が多いと思います。


膝が痛ければ…歩きましょう!
腰が痛ければ…腹筋しましょう!
肩が凝れば…体操やストレッチしましょう!


私も修業時代は整形外科や整骨院に勤めていたので同じように指導していました。
おそらく一年前も同じように言っていたでしょう。。
昨年の中旬から徐々に取り入れている整動鍼と言う鍼の技法をやっていると
「本当にそれでいいだろうか?」と言う思いになってきました。


整動鍼は古武術から生まれた特殊な鍼技法であります。
動けないから痛い→動けるから痛くないと言う考えのもと、体を整える鍼技法であります。
ジェンガをやっているときのグラグラした骨格であれば、痛みも出そうです。

ジェンガ


そのようなスリルやサスペンスは体は求めていません!!


身体に必要なのは“平”であります。


平であるためにコントロールしているのが運動器であり、それを構成する各々が協調し合い働くことで
手を伸ばすと言う単純な動きから手を伸ばしながら箸をもち食べ物を食べると言う複雑な動きを可能にしています。


では運動器=筋肉なのか?と言うことになります。


病院へ行けば、〇〇器と言う名称を目にします。
消化器科、泌尿器科、循環器科など…

馴染みの整形外科を運動器科と言うものは少し抵抗があると思いますが…
整形外科疾患を運動器疾患と捉えることが出来れば、体を良くするための手段が変わってくると思うので今日は提言したいと思います☆



運動器
…体を動かす際に関与する色々なグループを示します。

中核として、筋肉・骨…あとそれらをサポートする靭帯や半月板(いわゆる、筋骨格系)が挙げられます。ただこれだけでは運動をすることは出来ないのです。
筋骨格系に促進&抑制命令を出す神経・酸素や栄養分を運ぶ呼吸循環系も含まれます。


これらのトラブルは、筋肉に力を入れづらかったり、意図しない部位に勝手に力が入ったり、ある特定の部位が痺れたりして現れます。


ここで本題に戻ります。

膝が痛ければ…歩きましょう!
腰が痛ければ…腹筋しましょう!
肩が凝れば…体操やストレッチしましょう!

と言う風潮ですが筋トレで全て解決しないということになります。


年明けは野球選手がビジョントレーニングを取り入れたニュースを耳にしたり、サッカー選手がジャングルジムでトレーニングする様子をみました。

ここで出すのは論点の相違かもしれませんが…


痛みやコリに対するアプローチも筋トレだけが全てではないのです!


運動させる命令、修正を伝える神経に障害があるときに筋トレを行っても運動効果は低くなります。
実際にこのとき、行われる手法としてファシリテーションと呼ばれる脳からの指令をうまく伝えるトレーニングが選択されます。


呼吸循環系にトラブルがあるときに
筋トレを行っても運動効果は低くなります。
筋肉にただでさえ酸素や栄養が行きづらいのに負荷をかけることでさらにその道が絶たれてしまいます。
実際にこのとき、行われる手法として有酸素トレーニングが選択されます。


このようにトラブルの原因箇所や内容により、トレーニングの手段を定めることが重要になってきます。

では、どのようにして最善の手段を探るのか??


また、書きたいと思います(#^^#)



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