すのさき鍼灸整骨院の副院長の洲崎和広です☆
ブログ更新です(#^.^#)

本日のテーマは
『魔女の一撃』と言うことで症例報告です。

※よくぎっくり腰が「魔女の一撃」といわれますが、これはドイツ語に由来しているようです。ぎっくり腰をドイツ語では、Hexenschuss(魔女の一撃)と呼びます。

Hexenは魔女という意味、Schussが一撃という意味で、そのまま「魔女の一撃」がぎっくり腰になったようです。ぎっくり腰というのは、突然何も心当たりなくやってくる腰痛なので、
誰かが…
魔女がやってきたいうのが由来だと…。



さて、当患者52歳女性、市職員でデスクワークが主の方です。
10月19日に来院されました。
2日前に車のシートを後ろから前へ上げるために前かがみになったところ、腰が『ピキッ!』となりそれ以来違和感があると言う方でした。

坐位姿勢も腰が伸びなく猫背となり、腰に一枚紙が挟まっているようだと言っていました。

捻じりの動作が起因されているので、腰部の腰回旋の動きのチェックです。
右回旋<左回旋であります。
痛む箇所は、腰の筋肉あたりをポイントでと言うよりは、ぼんやりと示します。

このようときは首も治療方針のヒントを与えてくれます。

左の側屈・回旋で右の肩甲骨内縁をタテに痛みが走ります。
反対側も同じことを行い、どちらかと言うと右の肩甲骨内縁の方が痛むと言います。

そんなときは手指にある『腰腿点』であります。
右の『腰腿点』に鍼をすると頸を動かしての肩甲骨内縁の痛みは消失、腰の回旋も左右差がなくなります。


このように鍼をして、動きを確認していると違うところも気になり始めます。

『なんだか左の腰がだるく感じる。』と言っていたので、左の『腰腿点』に鍼をします。

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すると、『腰が伸びるし、肩回りのだるさがとれて楽になりますね!!』と嬉しい声も頂きました。

『あれ、頸も痛かったのですか!?』と思いつつも
『鍼灸は良いですよね!!』と言い治療を終えています。

一撃とはいきませんでしたが、腰のだるさが『腰腿点』でスパッと効いた症例。
そして、腰の治療も併せて頸の治療もできる鍼灸治療☆
少ない鍼の本数で最大限に効果を感じられる治療なので患者様にも優しい負担であります。

ツボの教科書を見ると、『腰腿点はぎっくり腰に有効!』って書いてあります。
学生時代~今の整動鍼を学ぶまで、ぎっくり腰の人が来たら…
腰腿点!?
と言う考えでしたが…
首の動きや肩の硬さを見て、硬さがあって⇒腰腿点というように考えが変わりました。そのため、“とりあえず”という一手が抜けて治療幅が広がった気がします☆

鍼灸の経験的な現象と人体の科学的な解明が私の中で合致しつつあることも確かであります。臨床を重ねることで、一定のパターンをもちその中で私たちの良さであるオーダーメイドの治療を実践していきたいと想います!
周辺地域では珍しい治療法かと思います、お近くの方は是非お越ください!!

10月の症例も貯まってきました(^^)/
随時更新していきます☆


すのさき鍼灸整骨院
室蘭市東町4-1-13
~開業して36年~
これまで培った経験を生まれ育ったココ室蘭に還元して地域の方、来てくれた方のライフパートナーとして歩んでいきたいと思っています。あなたの〇〇したいという思い、是非お手伝いさせてください!!

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保有資格としては、鍼灸師・柔道整復師・姿勢指導士・ケアマネージャー・福祉住環境コーディネーター

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