すのさき鍼灸整骨院の副院長の洲崎和広です☆
ブログ更新です(#^.^#)

本日のテーマは
『くしゃみをすると腰に痛みが出ます。』と言うときのツボを紹介します(^^♪

くしゃみをすると腰に痛みが…
と言う症例ですが春→夏・夏→秋(今頃)にあり、まとめてみると大体のこの訴えは改善が見られる傾向が高いのでブログで紹介です。

そのツボは…『飛陽』

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外くるぶしとアキレス腱の間(崑崙)から上に上がり、ふくらはぎの外側の膨隆との交点にとるツボであります。腰痛が主で使われるツボであります。あと局所的にはふくらはぎの重だるい感じ時に使ったりするツボと思います。

私の臨床で『飛陽』は腰を捻じったときに腰が痛いと言うときに使うツボであります。
同側に出ていることが多いのでもしそのパターンの時は試してみてくださいね!
(と言っても、整動鍼ですが…。)

代表に許可とってます(^^♪


まず、この『飛陽』に注目したのは、6月の初旬に腰痛を主訴として鍼灸治療をしていた人が『なんだかくしゃみをすると腰に痛みが出る』ということがありました。
このときの室蘭は気温は急に上がってきておりちょうど風邪を引きやすい時期でした。

5月の21・22日に整動鍼脊柱編(
その時のセミナー報告)を受講しました。
その影響もあり、脊柱の痛みなんとか関連性のあるツボでとれるのではないかと言う想いが強かったと思います。
その時患者様の状態として、前後の脊柱の動きは良かったのですが体を捻じると腰に痛みが出るパターンであり、この動きを整えようとして『飛陽』に鍼をしました。

この患者様、肩の結髪動作が困難だったため一緒に治療しています。
⇒今考えると関連性があることがわかります。

すると、この時の主訴であった『くしゃみをすると腰に痛みがある』と言う状態が消失したのを確認しました。
その後は、そのような方が来たら同じように治療をしておりその場でツボの効果を体験しています。


ではなぜ、くしゃみ時の腰の痛み→『飛陽』なのか??

くしゃみをするとき腰が痛いということは、腰が動きづらくなっているという事。
腰が動かしづらくその動作が負担をかけているため痛みを誘発している。

腰が動かしやすくすれば痛みは伴わないはずであります。

最初に接した方が捻じれに対して弱い方だったというのも私の考察時に大変役に立ちました。

という事で考察です(^^)/

壁を押す動作をやってみましょう!!!
まずは足を揃えて…

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両足を揃えて押すと力がうまくかからないというか…
押していても背中や腰が突っ張ってきます。

これと比べるのは…

足を一歩前へ出したとき

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この時の方が力が入りやすいのがわかります。
この時体の動きとしては脊柱の捻じれが加わることで全身の力を使って押すことが出来ます。うまく力を伝えることが出来ると体に負担はかかりません。

上記にあげた患者様の様子は最初の写真のような状態であり、腰にストレスがかかる状態だったと想います。けど、『飛陽』に鍼をすることで体の捻じれをスムーズにすることが出来て、腰にかかる負担を減らすことが出来たことと思います。

くしゃみをしてぎっくり腰になったと言う方もいるくらいです。

そのような方には、くしゃみをするときは捻じって!と伝えるといいかもしれませんね!!捻じることで上肢と下肢との連動を図って力をうまく伝えることができます!!


背骨はまっすぐの動くようにも見えるけど捻じりの動きも大切なんだと教えてくれる、ツボの紹介でした(^^)/

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そういえば、へびも体を捻じって移動しますね!
この方が彼らにとっては都合がいいですもんね!

『背骨は捻れることで動きをスムーズにしてくれます!』

それだけも伝われば幸いです☆

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