すのさき鍼灸整骨院、副院長の洲崎和広です☆

これまで培った経験を生まれ育ったココ室蘭に還元して地域の方、来てくれた方のライフパートナーとして歩んでいきたいと思っています。
あなたの〇〇したいという思い、是非お手伝いさせてください!!

本日のテーマは

『ダンス×鍼灸☆』

ダンスの動きにも対応した鍼灸が当院で受けることが出来ます。

 

ダンスの動きと言えば、螺旋的に捻じれを多く必要とする動きが想像つくと思います。また、立位での動きがメインであることから、治療時には今まで困難を極めたこともありました…。

 

しかし、今は自分の武器である“動鍼”がその人のパフォーマンスを高めてくれることから物事をシンプルに捉え、治療へとステップアップすることができました。

 

そこで今回の症例です☆

 

70代女性、1か月前にダンスの練習で肩を思いっきり後ろへ引き痛めました。肩を後ろへ引くと痛く、肩の前方から手を当てると肩に痛みが走る状態。

 

動作時痛として、フリスビーのような円盤投げ動作(肩関節の屈曲・内転・内旋)が困難でした。

 

整形外科に受診するも

『骨には異常ないね。』と言われ、湿布や痛み止めを処方されたようです。

そこでダンス教室の先生に相談したところ、当院を紹介され受診されることになりました。

ダンスステージ Ninomiya

 

全体観察により、ツボを選定します。

 

T2()・申脈(足のツボ)・志室(腰のツボ)

 

これらはみな肩に関係するツボであります。

10分の置鍼後再度見直すと肩の挙上動作と頸のツッパリ感が残っていました。

 

内谷(手にあるツボ)豊隆(足のツボ)

 

症状に対するツボの選定です。

10分の置鍼後再度見直すと肩を後ろへ引けるようになっていることから一回目の治療は終了しました。

 

3日後2回目の治療。

肩を後ろへは引けるようになったが今度は肩をグルグル回すと痛いと言っています。

肩を評価し、治療へ移ります。

T7()・地天・承筋

10分の置鍼後再度見直すと肩を後ろへ引けるようになっていることから治療を終了としました。

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今まで困難を極めていた、動きに対する鍼を整動鍼では解決してくれる強力なツールになっています。今までだったらまるで痛い所を追っていくような鍼でしたが今は動きに対する鍼であるので追う必要がなくなり、治療へスムーズに入ることが出来ています。

 

以前も書きましたが、もともともっている力を引き出すのが鍼灸の良さであります☆


“パフォーマンスを高める”鍼としても認知されるよう室蘭から情報発信を続けたいと思います。